今朝、あさイチで私がここ数年愛飲している澤井珈琲さんが紹介されていた。
澤井珈琲さんの「BITTERなアイスブレンド」をリピートしている理由は以下の3つである。
- お値段がリーズナブルである
- 水出しコーヒーはそれ専用のブレンドで、通常の粉で作る場合に比べて格段に美味しい
- 梱包が丁寧で、同胞されている手紙がうれしい
特に、5月から10月位まで、「BITTERなアイスブレンド」は欠かせない。
ウォータードリップサーバーも2つ使い、常に飲めるようにしている。
水出しコーヒーとドリップしたアイスコーヒーの違い
まず最初に、水出しコーヒーのメリット・デメリットをまとめよう。
まずはメリットから。
- 苦みや雑味が少ない
- 後味がスッキリしている
- まろやかでコクがありほんのり甘を感じる
※個人の感想です
次はデメリット。
- 抽出に時間がかかる
- 専用の道具が必要になる
- ドリップよりも成分が出ないので、酸味や苦みを求める人は物足りなさを感じることもある
- 専用のコーヒー豆や粉出ないと、味がイマイチなことが多い
※個人の感想です
私は毎日、マグカップ4~5杯は飲んでいる程度にはコーヒー好きである。
銘柄やブランドはあまり気にしていない。
黒くて苦ければいいや派といういい加減さだ。
だが、ドリップしたアイスコーヒーと水出しコーヒーの味の違いくらいはわかる。
断然、水出しコーヒーに軍配が上がる。
私が水出しコーヒーを知ったのは、かのグルメマンガ『美味しんぼ』である。
水出しコーヒーはダッチコーヒーともいわれ、ウォータードリップサーバーという理科の実験器具のような仰々しい道具を使って入れていたらしいが、最近では簡単なフィルター付きのボトルが売られていて、だいぶ敷居も下がった。
近所のホームセンターになぜか、そのウォータードリップサーバーが売っていたが2万円ほどしたので、購入を見送った経緯がある。
水出しコーヒーとドリップしたコーヒーを氷で冷やしたものの違いは、端的に淹れる温度の違いである。
水出しコーヒーは8時間以上じっくりと時間をかけて、コーヒー成分を抽出したものである。
本格的な器具を使うと1滴1滴落として、半日以上かけて抽出するそうだ。
対して、ドリップコーヒーは高音のお湯で一気にコーヒー成分を抽出したものだ。
高音のお湯で淹れると、カフェイン、油、タンニンなどのいわゆる雑味と言われるものが、お湯に溶け出してしまう。
これらの成分がいわゆるコーヒーの苦みや渋みであるが、これこそがコーヒーの味だとの考えもある。
しかし、私には雑味以外何ものでもないので、ないに越したことはない。
また、コーヒーは酸化しやすく、お湯はその酸化を促進するようだ。
冷めたコーヒーを飲むと、強い酸味を感じることがないだろうか?
これが酸化ということである。
この点、水出しコーヒーは酸化がしにくく、アイスコーヒーよりも美味しさが長持ちする。
と言っても、私は2日以内に飲み切るようにしている。
コーヒーの苦みが苦手な人にこそ水出しコーヒーがオススメ!
子供の頃、コーヒーメーカーから漂ってくる香りの芳しさに、親が飲んでいたコーヒーを飲ませてもらったのだが、香りと味のギャップに驚き、コーヒーが苦手になったという人はいないだろうか?
水出しコーヒーは苦みや雑味が少なく、まろやかなコクとほんのり甘みすら感じられ、苦みが苦手な人でも受け入れやすいとおもう。
あえて極端なことを言わせてもらうと、水出しコーヒーはコーヒーの香りからイメージされる味なのである。
あの芳醇な香りがそのまま味になったというべきか、とにかく1度水出しコーヒーを試してほしい。
最低限、以下の3つがあれば水出しコーヒーを味わうことが出来る。
それで気に入ったら本格的な道具をそろえればいいのだ。
- アイスコーヒー用か濃いめのコーヒー粉
- 目の細かい出汁用の紙パック
- 麦者などの冷水ボトル
1以外は、100均でそろう。
3も、外に持ち出すわけではないから、100均のボトルで十分である。
1だけは、アイス用か深入りした濃いめのものを使った方が美味しい。
ちなみに私が使っている道具はこれ。
「ハリオ 水出し コーヒーポット ミニ 」は比較的手入れも簡単で、使い勝手がいい。
同じく「ハリオ 計量スプーン シルバー コーヒー粉すりきり12g」は、7分目で大体10gになる。
私にはこれくらいがちょうどいい。
コスパ最高の水出しコーヒー
数年前、Amazonで澤井珈琲さんの「BITTERなアイスブレンド」を見かけて購入して以来ハマってしまい、毎年、リピートしている。
澤井珈琲さんのブレンドは、私にとっては少し濃い目で、推奨される分量の8割ほどで淹れている。
ハリオの水出しコーヒーポット(600ml)で、コーヒー粉を10g使用するとちょうどいい。
それを考えると、かなりリーズナブルだ。
濃いめなので、ミルクや豆乳で割ってラテにしても、風味が損なわれない。
また、水で出したものを湯煎かレンジで温めると、これまたお湯で淹れたものとは別物の美味しいホットコーヒーになる。
上で書いた、コーヒーの香りそのままの味わいである。
また、梱包も丁寧で、おまけで入ってくるコーヒー粉を使った臭い消しと手紙がうれしい。
実は、これを書く前に、早速「BITTERなアイスブレンド」を注文してしまった。
これからも、末永くリピートするだろう。
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