80’s– tag –
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音楽
A-ha『Hunting High and Low』ポップなシングル曲よりもむしろ地味な曲に妙味がある
【ファーストシングルが全米№1に、PVは出色の出来】 A-Haはモートン・ハルケット (vo,g)、ポール・ワークター=サヴォイ(g,ds,vo)、マグネ・フルホルメン(key)からなるノルウェー出身のロックバンドである。 モートンの低音からファルセットまでの広い音... -
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ジャーニー『Raised On Radio』産業ロックと言われたバンドの最も美しいアルバム
『エスケイプ』『フロンティアーズ』とヒットを飛ばし、アメリカを代表するスタジアムバンドとなったジャーニーだが、内部はなかなかに荒れていたようだ。 結果、ベースのロス・ヴァロリーとドラムのスティーブ・スミスは今作を限りに脱退する。 これまで... -
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ティアーズ・フォー・フィアーズ『Songs From The Big Chair』:捻じれた歌詞と良質でポップなサウンド
ティアーズ・フォー・フィアーズは、ローランド・オザーバル(vo,g)、とカート・スミス(vo,b)の2人組のユニットである。 2人は幼馴染で、どちらも両親の離婚を経験している。このことは、後に彼らの楽曲に影響を及ぼすことになったようだ。 ファーストアル... -
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『Third Stage/Boston』:8年のブランクも何のその
M.I.T出身の秀才トム・ショルツ率いるというより、ほぼ彼のソロプロジェクトとも言えそうなボストンのサードアルバム。 前作の『Don't Look Back』から本作のリリースまで8年もかかった。 もともと寡作なグループで40年以上のキャリアを誇りながら、発表... -
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Toto『Toto IV』:AORの一つの到達点にして彼らの最高傑作
Rockを聴き始めたのは15歳の頃だった。それまでは、オフコースやユーミンなどをまったりと聞いていた。 従弟たちが、ビートルズやらなんやら聞き出したのに刺激され、カセットテープにダビングしてもらい聞き始めた。ビートルズの赤盤・青盤とブライアン・... -
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ドナルド・フェイゲン『ナイトフライ(The Nightfly)』:圧倒的な高音質と凝りに凝ったアレンジがすごい
私の中で最も再生回数が多いアルバムの一つである。 40年近く聞いている、まさに耳タコ的なアルバムである。 なぜそんなに聞いているのか? 先ず、とにかく音がいい。 PAエンジニアがオーディオ機器のサウンドチェックに使っているとかいないとかという噂...
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