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山中千尋『Monk Studies』モンク愛に溢れたモンクの現代的解釈
【モンクを現代のピアニストが弾くとこうなるのだ】 セロニアス・モンクは1917年10月10日、ノースカロライナ州ロッキーマウントで生まれた。モンクの演奏はまさに唯一無二で誰もまねのできないものだ。モンクの演奏を聴いているとピアノというものがまさに... -
秋も深まってきたので『枯葉(Autumn Leaves)』の名演10選
「枯葉(Autumn Leaves)」はもともとシャンソンで、いつのころから多くのジャズメンが演奏するようになり、今ではむしろ「ジャズが本家じゃ?」と勘違いするくらいのスタンダードナンバーになっている。シャンソンというからには原題はフランス語で「Les F... -
桑原あい『Making Us Alive』選曲も面白くアレンジも素晴らしい10周年を飾るにふさわしいライブアルバム
【デビュー10周年を記念したアルバム】 桑原あいは、2012年にデビューしたジャズピアニストで31歳と若い。彼女は、スタンダードの演奏だけではなく自身作曲のオリジナル曲も演奏する。また、アレンジも自分でこなし、八面六臂の活躍である。このアルバム、... -
デューク・エリントン『Money Jungle』:ピアニストとしてもやはり超一流
【エリントンは何をやらせても凄いのだ!】 デューク・エリントンは1899年4月29日生まれ、アメリカのワシントンDC出身のコンポーザー、バンドリーダーそしてピアニストでもある。 エリントン楽団での活動の素晴らしさはここで特に取り上げることもない。皆... -
ジェリー・マリガン『Night Lights』ふけていく夜によく似合う大人のジャズ
ジェリー・マリガンは1927年4月6日、アメリカ・ニューヨーク市で生まれた。 もともとはプレイヤーというよりはアレンジャーで、最初の名の知れた仕事はマイルス・デイヴィスの『クールの誕生』への参加で、ここではバリトンサックスのプレイヤーのみならず... -
ジョー・ヘンダーソン『Page One 』:デビュー作にしてこの完成度!グルグルテナーはここから始まる
ジョーヘンこと、フガフガ系テナーサックス奏者ジョー・ヘンダーソンの初リーダーアルバムである。 ジョーヘンは、1937年6月30日にアメリカのオハイオ州で生まれた。 小さい頃はドラムやピアノに興味を持っていたらしいが、やがてサックスと巡り合う。 知...
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